2019年度新作エロゲ総括
- 2020/01/04
- 15:32
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。
エロゲだけは延々プレイしていたので今回はそれについて書きたいと思います。
2019年度の新作は60本前後プレイしているのですが、今年は全体的に買うものもプレイするものもロープライス作品が多くなったように感じました。
ロープラは買いやすいしハズレも引きにくいのでデメリットはあまりないんですが、唯一ともいえる尺の都合上積み重ねが少なくなるという個人的な不満点がなくはありませんでした。しかし今年はそれすらも解消してくれるような素晴らしい恋愛を沢山見させてもらって、もう本当に感無量という感じです。
全体で見ても素晴らしい年でしたね。大好きな作品がいくつもできてしまいました。今年は恋愛面で特にそれを感じたので、自分の感性が恋愛面を求める方向に寄ってきたのか、それともたまたまそうだったのかは分かりませんが、新しい世界を開拓できたような気がしてとても嬉しいです。
第5位 SugarKiss!(はちみつそふと)
自分の性癖のストライクゾーンに刺さった作品です。同じ会社の年上のお姉さんとタバコを通じて関係を深めていき、そのまま同棲するだけの作品なのですが、これまた過程が丁寧かつ素晴らしい恋愛描写の数々に悶えるばかり。
イベントの数々にリアリティがあって、関係を進展させるために用意されただけのような舞台装置に成り下がってない点が好感度高いです。これについては説明しづらいので是非とも中身をプレイしてほしいです。要はある程度現実に沿っててやることが細かいんですよね。
ところでタバコ吸ってるお姉さんが好きなのは少数派なのかもしれませんが実際どうなんですかね。いろんな人の意見を聞いてみたいです。
第4位 月の彼方で逢いましょう(tone work's)
トーンワークスの色々な挑戦が詰まった1作になっていたように思います。特にうぐいす√と灯華√に関しては、前2作からは考えられないような展開になっていてびっくりしました。ちなみにですが、うぐいすがパッと見どうでも良さそうだったので最初にプレイしたら終わってみると一番好きだったとかいう苦いエピソードがあります。
雨音√も素晴らしいし、サブヒロインも全員好きなくらいでした。本当に完成度が高い。聖衣良ちゃんだけちょっと短くて掘り下げに欠けたので、メインヒロインの風格が全然漂っておらず、そこだけは気を遣ってほしかったです。岬栞奈とかいうサブヒロインの素晴らしい恋愛の方がよっぽど好きでした。
純粋に読み物としても面白いのでいろんな人に勧められるかなと思います。特にうぐいす、雨音なんかは色々考えさせられるものがあるかもしれません。
第3位 金色ラブリッチェ -Golden Time-(SAGAPLANETS)
本編があれだけ好きだったので半分蛇足なようにも最初は想像してましたが、ふたを開けてみるととっても好きな作品でした。よく考えたら好きな作品の続編が好きじゃない理由がないんですよね。
各ヒロインアフターも満足だし、追加√も好き。特に絢華はしっかりとした恋愛ストーリーが盛り込まれていて驚きました。まあ下の話は本編で抱いたイメージ通りの内容なんですが。
理亜√に関しては特に本編で出来なかったことが詰め込まれていて、本編と合わせて2つの楽しみ方ができます。どちらが好きかという話はそれこそ人それぞれだと思いますが、この2つがあれば理亜の物語としては完璧なので、そこは本当にズルいところですよね。足りなかったものが完全に補完されているというか。
個人的にはシルヴィの絶妙なポジションが大変印象的でした。本編から通して意外と何考えてるか分からないキャラクターなんですよね。考えていて非常に面白いです。
第2位 どっちのiが好きですか?(HOOKSOFT)
HOOKSOFTが生み出してしまったバケモン恋愛ゲームです。純愛はHOOKが完成させてくれました。そう言い切ってしまってもいいくらい素晴らしい内容でしたね……。
各ヒロインをリードするorリードされるで2回攻略できるシステムが、今作のヒロインの可愛さ、そして主人公のカッコよさに非常によく噛み合っています。最初は8√もやらないといけないのかと若干尻込みしていた部分もあったんですが、気づいたら8√終わっていました。いやほんとに。
英摩耶ちゃんがドストライクバケモンヒロインで自分の生涯ヒロインランキングみたいなもの(つけるとしたら)かなり上位に食い込んでしまいました。共通で育んだ対等性のある関係、そしてその共通からは考えられないような忠臣ラブラブの個別がありえないくらいの破壊力。おまけに告白シーンが素晴らしすぎて涙を流すなどプレイ中は感情が動きすぎて忙しかったです。終わった後はずっとフワフワしてて結構な時間英摩耶に囚われ続けていました。
第1位 アオナツライン(戯画)
2位の作品とどちらを上にするか非常に迷いましたがやっぱりこれにしました。自分が青春モノの作品に求める全てが詰まっているかのような作品です。
青春の綺麗な部分だけではなく、醜い部分まで包み隠さず描かれていること、心理描写にキッチリ時間を割いていること、その全てが青春特有のめんどくさい部分を完璧に表現してくれているんですよね。体験版プレイした時点でも震えましたが、個別は本当に鳥肌モノでした。記憶を消してもう一度やり直したい。
海希だけは特別なポジションになり、やはりシナリオやテキストにもその部分がかなり強調されています。他の2人と結ばれた後に見る海希√は涙なしではプレイできませんでした。特に過去編挿入からの告白シーンまでの流れが完璧すぎて、自分が見たかったこの手の作品の理想を満たしてくれるくらいでした。
それでいて付き合い始めてから終わりに至るまでの流れも素晴らしいし、完璧なんですよね。自分からしたらもう非の打ち所がないです。
月かなもそうなんですが、江ノ島周辺はなぜかこういう綺麗な部分だけではない青春の恋愛を題材とした作品に使われやすいようなイメージがあります。おかげで今後江ノ島が舞台の作品をプレイする時はそれなりに身構えてしまいそうです。
まとめ
この5作品以外にもめちゃめちゃ好きな作品が沢山あります。単純にプレイした本数が多いのもそうですが、それとは別に豊作だなあと感じる瞬間も多い年になりました。
特に今年顕著だったのが告白シーンが好きな作品が多かったことです。今までに比べて告白シーンを注意してプレイするようになってきたのもあるかもしれませんが、その背景にはやはり自分の好きな告白シーンを沢山見られるという背景もあるような気がします。本当は告白シーンランキングとか作って告白シーンを語りたいのですが、前提やシチュエーションを事細かに語らなければならずネタバレパラダイスなので控えさせていただきます。
2020年もロープライス含めて素晴らしい恋愛に出会えるような年になることを祈ります。
エロゲだけは延々プレイしていたので今回はそれについて書きたいと思います。
2019年度の新作は60本前後プレイしているのですが、今年は全体的に買うものもプレイするものもロープライス作品が多くなったように感じました。
ロープラは買いやすいしハズレも引きにくいのでデメリットはあまりないんですが、唯一ともいえる尺の都合上積み重ねが少なくなるという個人的な不満点がなくはありませんでした。しかし今年はそれすらも解消してくれるような素晴らしい恋愛を沢山見させてもらって、もう本当に感無量という感じです。
全体で見ても素晴らしい年でしたね。大好きな作品がいくつもできてしまいました。今年は恋愛面で特にそれを感じたので、自分の感性が恋愛面を求める方向に寄ってきたのか、それともたまたまそうだったのかは分かりませんが、新しい世界を開拓できたような気がしてとても嬉しいです。
第5位 SugarKiss!(はちみつそふと)
自分の性癖のストライクゾーンに刺さった作品です。同じ会社の年上のお姉さんとタバコを通じて関係を深めていき、そのまま同棲するだけの作品なのですが、これまた過程が丁寧かつ素晴らしい恋愛描写の数々に悶えるばかり。
イベントの数々にリアリティがあって、関係を進展させるために用意されただけのような舞台装置に成り下がってない点が好感度高いです。これについては説明しづらいので是非とも中身をプレイしてほしいです。要はある程度現実に沿っててやることが細かいんですよね。
ところでタバコ吸ってるお姉さんが好きなのは少数派なのかもしれませんが実際どうなんですかね。いろんな人の意見を聞いてみたいです。
第4位 月の彼方で逢いましょう(tone work's)
トーンワークスの色々な挑戦が詰まった1作になっていたように思います。特にうぐいす√と灯華√に関しては、前2作からは考えられないような展開になっていてびっくりしました。ちなみにですが、うぐいすがパッと見どうでも良さそうだったので最初にプレイしたら終わってみると一番好きだったとかいう苦いエピソードがあります。
雨音√も素晴らしいし、サブヒロインも全員好きなくらいでした。本当に完成度が高い。聖衣良ちゃんだけちょっと短くて掘り下げに欠けたので、メインヒロインの風格が全然漂っておらず、そこだけは気を遣ってほしかったです。岬栞奈とかいうサブヒロインの素晴らしい恋愛の方がよっぽど好きでした。
純粋に読み物としても面白いのでいろんな人に勧められるかなと思います。特にうぐいす、雨音なんかは色々考えさせられるものがあるかもしれません。
第3位 金色ラブリッチェ -Golden Time-(SAGAPLANETS)
本編があれだけ好きだったので半分蛇足なようにも最初は想像してましたが、ふたを開けてみるととっても好きな作品でした。よく考えたら好きな作品の続編が好きじゃない理由がないんですよね。
各ヒロインアフターも満足だし、追加√も好き。特に絢華はしっかりとした恋愛ストーリーが盛り込まれていて驚きました。まあ下の話は本編で抱いたイメージ通りの内容なんですが。
理亜√に関しては特に本編で出来なかったことが詰め込まれていて、本編と合わせて2つの楽しみ方ができます。どちらが好きかという話はそれこそ人それぞれだと思いますが、この2つがあれば理亜の物語としては完璧なので、そこは本当にズルいところですよね。足りなかったものが完全に補完されているというか。
個人的にはシルヴィの絶妙なポジションが大変印象的でした。本編から通して意外と何考えてるか分からないキャラクターなんですよね。考えていて非常に面白いです。
第2位 どっちのiが好きですか?(HOOKSOFT)
HOOKSOFTが生み出してしまったバケモン恋愛ゲームです。純愛はHOOKが完成させてくれました。そう言い切ってしまってもいいくらい素晴らしい内容でしたね……。
各ヒロインをリードするorリードされるで2回攻略できるシステムが、今作のヒロインの可愛さ、そして主人公のカッコよさに非常によく噛み合っています。最初は8√もやらないといけないのかと若干尻込みしていた部分もあったんですが、気づいたら8√終わっていました。いやほんとに。
英摩耶ちゃんがドストライクバケモンヒロインで自分の生涯ヒロインランキングみたいなもの(つけるとしたら)かなり上位に食い込んでしまいました。共通で育んだ対等性のある関係、そしてその共通からは考えられないような忠臣ラブラブの個別がありえないくらいの破壊力。おまけに告白シーンが素晴らしすぎて涙を流すなどプレイ中は感情が動きすぎて忙しかったです。終わった後はずっとフワフワしてて結構な時間英摩耶に囚われ続けていました。
第1位 アオナツライン(戯画)
2位の作品とどちらを上にするか非常に迷いましたがやっぱりこれにしました。自分が青春モノの作品に求める全てが詰まっているかのような作品です。
青春の綺麗な部分だけではなく、醜い部分まで包み隠さず描かれていること、心理描写にキッチリ時間を割いていること、その全てが青春特有のめんどくさい部分を完璧に表現してくれているんですよね。体験版プレイした時点でも震えましたが、個別は本当に鳥肌モノでした。記憶を消してもう一度やり直したい。
海希だけは特別なポジションになり、やはりシナリオやテキストにもその部分がかなり強調されています。他の2人と結ばれた後に見る海希√は涙なしではプレイできませんでした。特に過去編挿入からの告白シーンまでの流れが完璧すぎて、自分が見たかったこの手の作品の理想を満たしてくれるくらいでした。
それでいて付き合い始めてから終わりに至るまでの流れも素晴らしいし、完璧なんですよね。自分からしたらもう非の打ち所がないです。
月かなもそうなんですが、江ノ島周辺はなぜかこういう綺麗な部分だけではない青春の恋愛を題材とした作品に使われやすいようなイメージがあります。おかげで今後江ノ島が舞台の作品をプレイする時はそれなりに身構えてしまいそうです。
まとめ
この5作品以外にもめちゃめちゃ好きな作品が沢山あります。単純にプレイした本数が多いのもそうですが、それとは別に豊作だなあと感じる瞬間も多い年になりました。
特に今年顕著だったのが告白シーンが好きな作品が多かったことです。今までに比べて告白シーンを注意してプレイするようになってきたのもあるかもしれませんが、その背景にはやはり自分の好きな告白シーンを沢山見られるという背景もあるような気がします。本当は告白シーンランキングとか作って告白シーンを語りたいのですが、前提やシチュエーションを事細かに語らなければならずネタバレパラダイスなので控えさせていただきます。
2020年もロープライス含めて素晴らしい恋愛に出会えるような年になることを祈ります。