Innocent Grey全作品 個人的批評②
- 2015/09/29
- 22:33
いつも通り前回の続きです。
殻ノ少女
この作品に出会えたからこそ、今の自分があると言っても過言ではないのですが、続編と合わせてこの作品が好きなので、この作品単体で語るとなると、少し魅力は衰えてしまうような気もします。いやでもめちゃくちゃ好きなことには変わりないんですけどね。サウンドトラックとか死ぬほど聞きましたし、BGMを定期的に聞いてる作品なんてこの作品くらいなものなので、そういう意味では思い入れは最高に強いです。BGMの詳細は割愛しますが、日常系BGMが(雰囲気的な意味で)最高なので、その辺意識して聞いてみると良いかもしれません(押しつけ)。
肝心のシナリオですが、事件メインで進んでいくのですが、なんでも魍魎の匣にめちゃくちゃ似てるらしいです。自分は本も読んでませんしアニメも途中までしか見ていませんが、知っている人は意識しながらプレイすると逆に面白いかもしれません。
まあ要するに自分にとって最高の雰囲気ゲーだということです。どこが良いとかは素直に語りつくせるところではないので、世界観やBGM、登場人物やシナリオの無慈悲さなど、全て含めて殻ノ少女が大好きです。
虚ノ少女
ミステリーモノとしての難易度も下がり、かといってシナリオ展開がつまらないという訳でもなく、3部作としてはしっかり佳境を迎える、いわば最終作への繋ぎとして完璧すぎるほど完璧な作品なのですが、次回作の目処が立っていないのだけ悲しいです。プレイした後は放心状態になってリアルでも支障が出る程でしたし(逆に言えばそれほどまでに好きだった)。
基本的には殻ノ少女と一緒で、最高の雰囲気ゲーなのですが、事件の進展なども含めて、シナリオも素直に面白いと言える出来です。殻ノ少女でピンと来なかった方も、こちらなら面白いと思える可能性があるかもしれません。ちなみに、最後の展開は必見なので、やるからには最後までやってほしいです。最後の展開からのタイトル画面の変化で震えた方は握手しましょう。
FLOWERS春篇
シリーズモノの出だしとして見るとあまり快調ではなかったような気もします。百合モノで全年齢というのは個人的には全くもって問題ないですし、絵が好き、BGMが好き、世界観が好きな時点でメーカーファンとしては嫌いになる要素が全くないのですが、推理パートが少し大変でした。専門知識を要求されたり、この時だけ急に博識になる主人公だったり。逆に言えばそれを除けば雰囲気ゲーとして概ね良作で、複数のエンドも含めて中々に面白い作品だったと思います。
FLOWERS夏篇
春篇と比較して見るなら、こちらはシナリオ的に見ても、雰囲気的に見ても、かなり高水準に出来上がった作品だと思います。春篇の主人公も中々良いのですが、推理モノをやるうえで必要な博識さは夏篇の主人公の方が高いですし、何より頭が回るので、推理パートが楽しいです。専門知識を要求される点については前作程ではないですし、問題点も概ね改善されたと言ったところでしょうか。というか、ここまでプレイしてこの作品が好きになると、4部作としての続編が非常に楽しみになってきます。殻ノ少女3(仮)の発売が待ち遠しいのも勿論ですが、こちらの続編の発売も非常に待ち遠しいです。今のところは1年1本ペースで出てるので、このまま毎年の楽しみになれば良いなあとか思いつつ。
音楽面に関しては主題歌もED曲も、春篇と比較して耳に残りやすいなという印象です。思い出補正もあるかもしれませんが、メーカーとしての雰囲気が出てるのは圧倒的に夏篇だと自分は思っています。
まとめ
後半少し雑になってしまいましたが、雰囲気が良い作品を作るメーカーなので、作品ごとの優劣を付けるのが難しいです。殻ノ少女がダントツで好きな思い出補正こそありますが、どの作品もそれぞれ良いところがあり、逆に問題点も挙げられるので、少しでも興味を持った方がいれば、自分の好きそうな作品を手にとって、イノグレの雰囲気を少しでも感じて頂けたらいいなと思います。
ちなみに、殻ノ少女のドラマCD、殻ノ少女のタペストリ、カルタグラのサントラなど、ファンなら絶対に持っておきたいアイテムも多数あるのですが、値段が非常に高騰してるので、全部集めるのは中々厳しいところがあります。このあたりは自分としては再販を熱望しているのですが、ほぼ再販はなさそうな感じなので、せめてこの先出るイノグレグッズだけでも、買わずに後悔することのないように集めていきたいです。
前 個人的批評①
殻ノ少女
この作品に出会えたからこそ、今の自分があると言っても過言ではないのですが、続編と合わせてこの作品が好きなので、この作品単体で語るとなると、少し魅力は衰えてしまうような気もします。いやでもめちゃくちゃ好きなことには変わりないんですけどね。サウンドトラックとか死ぬほど聞きましたし、BGMを定期的に聞いてる作品なんてこの作品くらいなものなので、そういう意味では思い入れは最高に強いです。BGMの詳細は割愛しますが、日常系BGMが(雰囲気的な意味で)最高なので、その辺意識して聞いてみると良いかもしれません(押しつけ)。
肝心のシナリオですが、事件メインで進んでいくのですが、なんでも魍魎の匣にめちゃくちゃ似てるらしいです。自分は本も読んでませんしアニメも途中までしか見ていませんが、知っている人は意識しながらプレイすると逆に面白いかもしれません。
まあ要するに自分にとって最高の雰囲気ゲーだということです。どこが良いとかは素直に語りつくせるところではないので、世界観やBGM、登場人物やシナリオの無慈悲さなど、全て含めて殻ノ少女が大好きです。
虚ノ少女
ミステリーモノとしての難易度も下がり、かといってシナリオ展開がつまらないという訳でもなく、3部作としてはしっかり佳境を迎える、いわば最終作への繋ぎとして完璧すぎるほど完璧な作品なのですが、次回作の目処が立っていないのだけ悲しいです。プレイした後は放心状態になってリアルでも支障が出る程でしたし(逆に言えばそれほどまでに好きだった)。
基本的には殻ノ少女と一緒で、最高の雰囲気ゲーなのですが、事件の進展なども含めて、シナリオも素直に面白いと言える出来です。殻ノ少女でピンと来なかった方も、こちらなら面白いと思える可能性があるかもしれません。ちなみに、最後の展開は必見なので、やるからには最後までやってほしいです。最後の展開からのタイトル画面の変化で震えた方は握手しましょう。
FLOWERS春篇
シリーズモノの出だしとして見るとあまり快調ではなかったような気もします。百合モノで全年齢というのは個人的には全くもって問題ないですし、絵が好き、BGMが好き、世界観が好きな時点でメーカーファンとしては嫌いになる要素が全くないのですが、推理パートが少し大変でした。専門知識を要求されたり、この時だけ急に博識になる主人公だったり。逆に言えばそれを除けば雰囲気ゲーとして概ね良作で、複数のエンドも含めて中々に面白い作品だったと思います。
FLOWERS夏篇
春篇と比較して見るなら、こちらはシナリオ的に見ても、雰囲気的に見ても、かなり高水準に出来上がった作品だと思います。春篇の主人公も中々良いのですが、推理モノをやるうえで必要な博識さは夏篇の主人公の方が高いですし、何より頭が回るので、推理パートが楽しいです。専門知識を要求される点については前作程ではないですし、問題点も概ね改善されたと言ったところでしょうか。というか、ここまでプレイしてこの作品が好きになると、4部作としての続編が非常に楽しみになってきます。殻ノ少女3(仮)の発売が待ち遠しいのも勿論ですが、こちらの続編の発売も非常に待ち遠しいです。今のところは1年1本ペースで出てるので、このまま毎年の楽しみになれば良いなあとか思いつつ。
音楽面に関しては主題歌もED曲も、春篇と比較して耳に残りやすいなという印象です。思い出補正もあるかもしれませんが、メーカーとしての雰囲気が出てるのは圧倒的に夏篇だと自分は思っています。
まとめ
後半少し雑になってしまいましたが、雰囲気が良い作品を作るメーカーなので、作品ごとの優劣を付けるのが難しいです。殻ノ少女がダントツで好きな思い出補正こそありますが、どの作品もそれぞれ良いところがあり、逆に問題点も挙げられるので、少しでも興味を持った方がいれば、自分の好きそうな作品を手にとって、イノグレの雰囲気を少しでも感じて頂けたらいいなと思います。
ちなみに、殻ノ少女のドラマCD、殻ノ少女のタペストリ、カルタグラのサントラなど、ファンなら絶対に持っておきたいアイテムも多数あるのですが、値段が非常に高騰してるので、全部集めるのは中々厳しいところがあります。このあたりは自分としては再販を熱望しているのですが、ほぼ再販はなさそうな感じなので、せめてこの先出るイノグレグッズだけでも、買わずに後悔することのないように集めていきたいです。
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